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京都で舞台演出・舞台美術を中心に活動している杉原邦生のブログです。公演情報などは“LINKS”から《KUNIO'WEB》へ!
【KUNIO06ブログジャック】その11。
今日は場面転換の段取り稽古。
稽古と言っても実際は小屋に入らないと詰まって行かないので、大枠を役者に落とす作業。
「誰が、どのタイミングで、何を、どうするのか」
演出上、役者が「置き道具を移動する」「小道具をセットする」という作業をすることになっているからだ。

今回は三幕モノである。
一幕10場
二幕10場
三幕6場の計26場面。
それぞれの間の転換が25回ある計算になる。
これはバカみたいな数字だけれど、何度計算してみても25回ある。
それプラス、開幕閉幕が各幕にある訳だ。3幕なので6回。
単純な場面の移り変わりに伴う転換だけで31回。

目が回る。

あ、この計算間違ってる!

一幕の開幕閉幕で2回でしょ、場の転換で9回でしょ。なもんんだから、11回か。
二幕も11回。
三幕が2と5で7回。

あ、29回!!
すごいすごい!!
2回も減ったね。
30回を切ったよ!!!

・・・・

メールの文章に「!」をつけるタイミングがわからない。
けれども、その効用はとてもわかる。
何かの返事に
「よろしくおねがいします」
と、するのと
「よろしくおねがいします!」
とするのでは、好感度がだいぶ違う。

・・・・

29という数字に恨みはないが、好感も持てない。
31なら掛布なので、最近かわいそうなので同情はできたのだけれど。

救いは、「舞台監督の清水さんのいる方の袖にいる時間がほとんどである」ことだろう。
彼がおらず、役者さんしかいない方の袖にいることを考えると、本当にぞっとする。
役者なんて者は本当に自分のことしか考えていない。そういう風にできている。
いい芝居をして引き上げて来た時には余韻に浸って役が抜けずにきっかけを逃す。
また、ひどいできでミスった時には、そこらの壁を殴ったりしてる間にきっかけを逃す。
入る前でもそうだ。気合いや気持ちを入れて、小道具のハンカチをポケットに入れ忘れる。
ハンカチを入れると台詞が抜ける。

私は少ないけれども、着替えが沢山あったり、持ち道具が多かったり、
メイクを直したりだとか・・・

「問題が起こらないはずがない」というのが常識的な判断だろう。
一回位誰かが出トチってもおかしくないと思う(苦笑)裏で「あ、俺、出番やった!!」って大慌てしてんの。
だから、清水さんのいるサイドにいるというのは、本当にツイてた。

・・・・

では、
19、20日、芸術センターでお会いしましょう。
お楽しみに。田中遊。


田中遊

【いよいよ今週末!!】
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