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京都で舞台演出・舞台美術を中心に活動している杉原邦生のブログです。公演情報などは“LINKS”から《KUNIO'WEB》へ!
【KUNIO06ブログジャック】その8。
■藤代手帳 (2009年9月10日付)

ウェルギリウスの傑作叙事詩、『アエネーイス』。主人公アエネーイスがその妹アーイエーイナーと、友人のミーッチェルハーバナーリーの父親ミーッチャリストーエッウスが冥界でさまよっているところを救出するために旅路に赴く■その冥界の支配者の名前が、かなり長い。翻訳書だが、冊数にすると全12巻に及ぶこの大作は、6巻から11巻まで、名前の記述で終わる。ウェルギリウスの叙事詩人としての才覚は、したがって、1巻から5巻、それと、12巻に集約されているのだ■稽古場でズバリ森田君に言い当ててもらってやっとはっきりしたのだが、昨日まで「スティービー・ワンダー」という名前が、どうしてもでてこなかった。彼のあの、上を向く仕草、釣り針が口にひっかかったみたいな仕草ははっきり浮かんでいるのに、さて名前は、となると、「ウーピー・ゴールドバーグ」となって、修道女の格好したやつに変容するという、海馬の誤作動というか、そんな状態である■分析してみると、確かに前半の音感が、両者わりと似てる。伸ばし棒の配置、分配具合も。でありながら、「スティービー」に対して「ウーピー」と言われた方が、結構意外性があるし、たぶん印象に残ったんじゃないだろうか。あるいは、親しみのある単語、「キューピー」みたいな感じだから、覚えやすかったのか■エンジェルス・イン・アメリカ。来週公演だ。ぼくは二役。役名はミスター・ライズと、ベリーズである。どっちもズで終わる点が、ごっちゃになる危険をいささか、はらむ。

藤代敬弘

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